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多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 認定施設

先進医療「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 」認定施設

当クリニックは、平成30年5月より厚労省が定める先進医療「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」の認定施設として認められ、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術において、術前術後の診察・検査・薬代が保険適用となります。従来に比べ患者様の経済的負担を軽減することができ、より患者様のニーズにお応えしながら手術の選択肢を広げることができればと考えております。

先進医療とは?
一般の保険診療で認められている医療の水準を超えた最新の先進技術として、厚生労働省が認めた医療機関のみが実施できる医療技術のことです。先進医療は、国民の安全を守り、患者負担の軽減を図りつつ、医療の選択肢を拡げるために、保険診療との併用が認められています。これにより先進医療に係る費用として、手術や眼内レンズ代は全額患者様の自己負担となりますが、それ以外の手術当日の薬代および手術前後の診察・検査・薬代の費用は保険診療で行えるようになります。現在、先進医療で使用できる眼内レンズは決められております。 詳しくは当院までお尋ねいただくか、厚生労働省ホームページ「先進医療の概要について」をご覧ください。
手術費用について

手術費用について

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術費用自己負担(38万円)
先進医療に係る費用について、民間の医療保険で先進医療特約を付帯していれば、 全額給付される場合があります。加入されている保険会社にあらかじめお問い合わせください。
手術前後の診察・検査・薬代保険適用
先進医療に認定されていない眼科施設の場合、全額患者様の自己負担となります。
多焦点眼内レンズの検査費用は医療費控除が受けられます。
年間の医療費自己負担額が10万円を超えた場合、確定申告時の医療費控除が得られます。
詳しくは下記の国税庁による回答ページをご覧下さい。 医療費控除について
眼内レンズのご案内

眼内レンズのご案内
白内障手術ではほとんどの場合、眼内レンズを挿入します

多焦点レンズ多焦点レンズピントが合う距離が複数
・遠方と近方の両方が見えます
・眼鏡の装用頻度がかなり減ります ※他の眼科疾患がある場合は多焦点レンズを選択できないことがあります
単焦点レンズ単焦点レンズピントが合う距離が1つ
・焦点は遠方か、近方かの、一か所になります
・ほとんどの場合、眼鏡が必要になります
多焦点眼内レンズ(老眼・老視治療)について

多焦点眼内レンズ(老眼・老視治療)について ※健康保険適用

多焦点眼内レンズのしくみ
白内障手術の際に挿入する眼内レンズには、大きく分けて2種類あります。単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズです。 白内障手術では一般的に単焦点の眼内レンズを使用します。単焦点眼内レンズは、ピントの合う点が1点のみになるため、遠方の見え方を重視すると近方はピントが合わないために老眼鏡が必要になります。逆に近方の見え方を重視すると、遠くを見るときにメガネが必要になります。この欠点を補い、できるだけメガネを使いたくないというニーズに応えるために登場したのが多焦点眼内レンズです

多焦点眼内レンズは患者側の期待度が非常に高い反面、どの方にも適性がある訳ではなく、またレンズにもそれぞれ特性があり、すべての方に100%の満足を得られるような多焦点眼内レンズは現時点では存在しません。当院で手術を受ける方には、数多くある種類の中から自分自身の生活環境に一番合った眼内レンズを選択して頂き、術前の検査にて多焦点眼内レンズの適性がない場合には決してお勧めしません。

多焦点眼内レンズをご検討されている方の理解を深めるために、多焦点眼内レンズの、特徴や限界を記載しています。多焦点眼内レンズを検討されている方には、これらの内容をご参考に、ご自身のライフスタイルと照らし合わせて熟考して頂ければ幸いです。当院での手術をご検討されている方には、適性検査を受けて頂き、個々の検査データーに基づいて執刀医とよく相談して最終的なレンズ選択を決定します。折角多焦点眼内レンズをご希望されても、角膜乱視や他の眼科疾患など様々な理由で「お勧めできない」と判断する場合もありますので、ご了承ください

当クリニックで使用している多焦点眼内レンズ(老眼治療)の特徴

当クリニックで使用している多焦点眼内レンズ(老眼治療)の特徴

多焦点眼内レンズ
  • 名称 : Tecnis Symfony シンフォニー
  • 光学部デザイン : 回折型(EDOF)
  • 乱視矯正 :
  • レンズ度数間隔(ジオプター) : 0.5
  • 焦点の特性 : 遠方~中間(連続的)
  • 近見の焦点距離 : 66 cm ※焦点深度拡張により
  • 得意な見え方と作業 : 夜間運転やPC作業
  • グエア・ハローの自覚 : やや少ない
  • 読書 : PC : ゴルフ : 夜間運転 :
  • 生産国 : アメリカ(AMO)
  • 先進医療 :
▌ テクニスシンフォニー オプティブルー(AMO社):先進医療適応

2017年に国内発売されたアメリカのAMO社の最新型の多焦点眼内レンズ(通称:シンフォニー)です。
焦点拡張型(Extended Depth of Focus:EDOF)と呼ばれるタイプの多焦点眼内レンズです。
アクリル製のこの眼内レンズの特徴は、色収差を補正することで従来の回折型多焦点眼内レンズに比べて、コントラスト感度の低下を軽減し、レンズ光学部の回折溝の形状、間隔、高さなどを最適化することで焦点深度(ピントの合う幅)を拡張しています。

遠方から中間距離までの見え方がより自然で、コントラスト感度の低下が少なく、従来の回折型多焦点眼内レンズよりグレア・ハローを軽減できるため、デスクワーク中心のお仕事や夜間運転の頻度の高い方には適応しやすいレンズです。一方、近方視がやや弱いので、読書が趣味など近方を重視される方には適応しにくい可能性はあります。

このレンズの登場で、これまで夜間運転やコントラスト感度が問題視された多焦点眼内レンズが、より多くの患者様のニーズに合ったレンズを選択いただけるようになりました。